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英語のスピーキング教材おすすめの11選!教材の選び方と活用のポイント

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英語のスピーキング教材

英語のスピーキングを独学するにあたっては、自分に合った教材選び、継続的に学習に取り組むことが大切です。しかし、数ある英語学習教材の中から最適なスピーキング教材を選ぶことは容易ではありません。

そこで今回は、英語のスピーキング教材を選ぶ際のポイントと、鍛える技能別おすすめスピーキング教材などを紹介します。ぜひスピーキング教材選びの参考にしてください。

教材で鍛えるスピーキングの3つの能力

スピーキングで身につけるべき能力

まず、英語のスピーキング教材について紹介していく前に、スピーキング教材で鍛えるべき3つの能力について解説します。スピーキング教材を活用するにあたっては、「発音能力」と「英文作成能力」「アウトプット能力」の3つをバランス良く鍛えることが重要です。

ここでは、それぞれの能力について解説していきます。

発音能力

スピーキング教材で鍛える能力の一つ目は、英語の「発音能力」です。発音能力とは、その名の通り英語の「音」を正しく認識・発音する能力のことです。

発音能力は、日本の英語教育でおざなりにされがちな分野ですが、実際にはスピーキングの「土台」に該当するとても大切な能力です。そのため、英語のスピーキング学習を始めるにあたっては、「英文作成能力」と「アウトプット能力」に先立って「発音能力」を身につけられる教材を選ぶと効果的です。

発音能力という基礎を身につけることで、残り2つの能力をよりラクにかつ効果的に習得できるようになります。

英文作成能力

スピーキング教材で鍛える能力の二つ目は、「英文作成能力」です。

スピーキングでは、実際にことばを口にする一歩手前の段階で、考えや伝えたいことを文章化する必要があります。つまり、英文作成能力、いわゆるライティング能力が欠けていては、英語を流暢に話すことはできません。

特に、スピーキングでは伝えたいことを瞬時に文章化する必要があることから、ライティングよりも高度な英文作成能力が求められます。スピーキングとライティングは一見関係がないように思えるかもしれませんが、ライティング教材を活用して「英文作成能力」を鍛えることは、スピーキング学習で欠かせない学習の一つです。

アウトプット能力

「アウトプット能力」もスピーキング教材で鍛える能力の一つです。

アウトプット能力とは、考えたことを実際に口から出す能力のことで、「英文作成能力」とは別に鍛える必要はあります。なぜなら、語彙や文法の知識が十分に身についていて、頭の中で英文を作成できていたとしても、口に出して伝えることができなければスピーキングとは言えないからです。

会話練習やスピーキング練習ができる教材を活用して、英語のアウトプット回路を鍛えましょう。考えたことをことばとして瞬時にアウトプットできるようになれば、英語のスピーキング能力は飛躍的に向上します。

スピーキング教材を選ぶ際のポイント

スピーキングの勉強の際の注意点

続いて、数ある教材の中から自分に合ったスピーキング教材を選ぶポイントを紹介します。「何を基準にスピーキング教材を選べば、失敗しないんだろう?」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

英語を話したい目的に合わせて選ぶ

「スピーキング学習を通して、英語を話せるようになりたい」といっても、実際には人それぞれ英語を話したい目的が異なります。「海外旅行先で英語を話したい」とか「TOEFLのスピーキングセクションで高得点を出したい」など、英語のスピーキング力を上げる目的はさまざまでしょう。

当然ながら、英語を話せるようになりたい目的が異なれば、選ぶべき教材も異なります。つまり、目的によって教材の向き不向きがあるため、まずは自分の目的を明確に把握すること、そしてその目的に合わせて教材を選定することがとても大切です。

自分のレベルに合わせて選ぶ

次に、現時点での自分のスピーキング力・英語力に合った教材を選ぶことも大切なポイントの一つです。

「初心者向け」「上級者向け」とあるように、教材によってレベル感は大きく異なります。教材のレベルが高すぎると挫折の原因に、そしてレベルが低すぎれば学習効果は低減してしまいます。たとえば、オンライン英会話サービスはスピーキング力強化に効果的ですが、発音や語彙、文法といった基礎知識が身についていない初心者にはハードルが高すぎるでしょう。

学習効果を最大化するため、そして学習を無理なく継続するためにも、自分の英語レベルに合った教材を選びましょう。「自分のレベルがよくわからない」という方は、ぜひ一度スピーキング能力の測定がある英語試験を受験すると良いでしょう。

実践的な英会話を学べる教材を選ぶ

英語スピーキング教材を選ぶにあたっては、「実践的な英会話を学べるかどうか」も大切な判断基準の一つです。というのも、スピーキング能力は英語のコミュニケーションに直結するものなので、教材が取り扱っている例文や会話文などがリアルで実践的かどうかは重要なポイントなのです。

特に、会話練習やスピーキング練習を目的とした教材を選ぶ際は、実際の英会話で使えるフレーズや表現などを学べるかどうかを確認しておきましょう。

自分の学習スタイルに合わせて継続しやすいものを選ぶ

次に、自分の学習スタイルとの相性や、継続のしやすさも忘れてはいけないポイントです。どんなに定評のあるスピーキング教材でも、自分の毎日の英語学習に取り入れにくかったり、無理しないと続けられなかったりするのであれば学習効果は下がってしまいます。

スピーキング教材にはアプリや本、サイト、オンライン英会話サービスなどさまざまな形態が存在します。これらの教材は、それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分の学習スタイルや理想の勉強方法と照らし合わせて選ぶことが大切です。

たとえば、スキマ時間を有効活用してスピーキングを勉強したいなら、場所や時間を選ばず手軽に取り組めるアプリ教材を活用すると良いでしょう。

おすすめの英語スピーキング教材:発音能力編

ここからは、実際におすすめする英語のスピーキング教材を紹介していきます。まずは、英語の「発音能力」を鍛えるのに特化した教材を4つ紹介します。

教材①:プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、当社プロンテストが提供するスピーキング・発音練習アプリです。日常英会話で役立つフレーズで会話練習をしながら正しい英語の発音を身につけられます。

本アプリには、音声学にもとづいた「発音判定機能」が搭載されており、アプリに向かってフレーズを発音すると、自分の発音の評価と改善するための具体的なアドバイスを確認できます。ネイティブのきれいな発音と比べて、自分の発音のどこがどう違うのかがわかるため、独学でも効果的に高い「発音能力」を習得できます。

「ネイティブに英語を話すと聞き返されてしまう」「英語の知識はあるはずなのに、英語が喋れなくて困っている」などという方におすすめのスピーキング教材です。

アプリは使用感を無料でチェックすることも可能です。少しでも気になった方は、下記のリンクよりアプリの詳細をご確認ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

教材②:OALD 9th edition

OALD 9th edition

OALD (Oxford Adcanced Learner’s Dictionary)は、オックスフォード大学出版が提供する英英辞典アプリです。このアプリの特徴は、イギリス英語とアメリカ英語の発音記号と実際の発音が収録されているところです。

このアプリを活用すれば、知らない単語や発音がわからない単語を瞬時に調べ、ネイティブスピーカーの正しい発音を聞くことができます。また、英単語の意味も英語でわかりやすく解説されているので、発音学習だけでなく単語学習にも活用できます。

英語学習者ならスマホにインストールしておいて損はないアプリです。

料金

  • 無料(App内課金あり)

公式サイト

教材③:LearnEnglish Sounds Right

LearnEnglish Sounds Right

LearnEnglish Sounds Rightは、ブリティッシュ・カウンシル提供の英語発音学習アプリです。

このアプリには、英語の母音・子音の発音記号と音声、単語例が収録されています。英語には日本語にはない母音・子音が数多く存在しているため、英語の音を認識・発音する練習をする際に本アプリは非常に役立ちます。

「英語の母音・子音の発音を効果的に習得したい」「英語の正しい音をいつでもチェックできるようにしておきたい」という方はぜひ活用してみてください。本アプリは、完全無料で利用可能です。

料金

  • 無料

公式サイト

教材④:Fox in Socks

Fox in Socks

『Fox in Socks』は、英語圏の子供達から英語の発音練習本として親しまれているDr.Seussの絵本シリーズです。英語の早口言葉を用いて、英語のあらゆる母音・子音の発音を練習することができます。

付属のCDを活用すれば、実際にネイティブの音声を聞くこともできるので、発音練習がはかどります。「英語圏の子供達のように英語の発音能力を鍛えたい」「英語の早口言葉にチャレンジしてみたい!」などという方におすすめの教材です。

公式サイト

おすすめの英語スピーキング教材:英文作成能力編

次に、英文作成能力を鍛えるのに最適なおすすめスピーキング教材を3つ紹介します。

教材①:English Conversation

English Conversation

『English Conversation』は、英会話で必要なコミュニケーションスキルを鍛えるための教材です。“Introducing yourself and others”や“Making requests and offers”など、実践的な日常会話シーンに合わせて、英会話に必要なフレーズや表現の知識を学び、実際に会話練習に取り組めます。

日常会話における英文作成に必要な英文法やフレーズの使い方などが英語で詳しく解説されているため、日本語を介さずに英語を英語のまま学べるのも嬉しいポイントです。

公式サイト

教材②:English Collocations in Use

『English Collocations in Use』は、英単語のコロケーション(単語と単語の組み合わせやつながり)を学べるケンブリッジ大学出版の教材本です。この教材では、“heavy rain(強い雨)”や“take pills(薬を飲む)”などといった慣習的に使われている英単語の組み合わせを学ぶことができます。

コロケーションを学ぶことで、頭の中で「強い雨=“strong rain”」「薬を飲む=“drink pills”」という誤った(不自然な)英文を作成してしまうことが少なくなります。つまりは、英文作成能力が高まります。

「英単語の知識はあるのに、使い方がわからない」「単語を使って英文を作成するのが苦手」などという方におすすめの一冊です。

公式サイト

教材③:Grammarly

grammarly

Grammarlyは、英文の校正・添削ができるアプリケーションです。

作成した英文を入力するだけで、文法ミスやスペルミスなどを検知し、文脈を考慮してより最適なワードチョイスを提案してくれます。無料プランでも十分に利用できますが、有料プランに加入すればより高精度な添削をすることが可能です。

英文作成能力を効果的に向上させるには、自分の書いた英文の間違いから学ぶことがとても重要です。英語で日記を付けたり、作文を書いたりして終わりにするのではなく、しっかりと自分の英文を添削することで、より効果的に英文作成能力を伸ばせるようになります。

「英文を添削したいけど、誰も頼める人がいない」という方は、ぜひGrammarlyを活用してみてください。

公式サイト

おすすめの英語スピーキング教材:アウトプット能力編

続いて、英語のアウトプット能力を鍛えるのにおすすめのスピーキング教材を4つ紹介します。

教材①:プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、当社プロンテストが提供するスピーキング練習アプリです。

本アプリケーションでは、一つひとつの会話練習に時間をたっぷりかけて取り組みます。そのため、プライベートからビジネスシーンにまで通用する「信頼関係を構築するための英語」が身につきます。

「自分の話す英語になかなか自信が持てない」「ただ英語で物事を説明するだけでなく、共感・信頼してもらえる英語を話せるようになりたい」などという方におすすめです。

アプリの詳細や無料体験に関する情報は、下記のリンクより確認していただけます。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 3ヶ月プラン:月額2,337円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)

公式サイト

教材②:BBC Learning English

BBC Learning English

BBC Learning Englishは、英語学習者向けにイギリス放送局が提供しているサイト・アプリです。英単語や英文法、発音、英会話などを学べるコンテンツが無料で公開されており、このサイト・アプリを知っているといないでは、英語学習の充実度に差が出るといっても過言ではありません。

英語のアウトプット能力を鍛えるには、お手本の音声を「音」と「発音」に集中しながら聞いた後に、繰り返し音読するのがおすすめです。BBC Learning Englishでは、さまざまなジャンルの音声・文章コンテンツが配信されているので、ぜひ活用してみてください。

料金

  • 無料

公式サイト

教材③:The Official Cambridge Guide to IELTS

The Official Cambridge Guide to IELTS

『The Official Cambridge Guide to IELTS』は、ケンブリッジ大学英語検定機構とケンブリッジ大学出版によるIELTS公式問題集です。IELTSの試験対策に役立つ8回分の模擬テストとGeneral Trainingテストが収録されています。

本書は、IELTS対策として活用してほしい一冊ですが、ライティング・スピーキングの模擬テストや高得点回答例、スコアアップのためのアドバイスなどをすべて収録していることから、アウトプット練習にも非常に役立ちます。IELTSの受験予定がある方はもちろん、そうでない方も、スピーキング・アウトプット練習用教材としてぜひ活用してみてください。

公式サイト

教材④:EF English Live

EF English Live

EF English Liveは、世界中で語学学校を運営するEF Education First提供のオンライン英会話サービスです。インターネットを通じて、自宅に居ながら世界中のネイティブ講師によるマンツーマンレッスンとグループレッスンを受講することができます。

英語をアウトプットする機会がなくて悩んでいる方や、実際の英会話を通してアウトプット能力を鍛えたい方には、EF English Liveのような会話主体の英会話スクールの利用がおすすめです。

料金

  • 月額8,910円(税込)

公式サイト

英語スピーキング教材を使って効果的に勉強するポイント・注意点

英語のテキスト

ここまで、スピーキング教材の選び方や鍛えたい能力別おすすめスピーキング教材を紹介しました。最後に、これらのスピーキング教材を使って効果的に勉強するポイントをお伝えしていきます。

まずは発音練習でスピーキングの土台を作る

教材を活用してスピーキングの勉強を始めるにあたっては、まず「発音練習」でスピーキングの土台を作りましょう。

日本人はデフォルトの状態だと、英語の母音・子音を正しく認識すること・発音することができません。そのため、英語の母音・子音を学び、練習に取り組んで、正しい音の出し方を学ぶ必要があります。

早期の段階で発音練習の土台を作っておくことで、残り2つの能力「英文作成能力」「アウトプット能力」もよりラクに、効率的に習得できるようになります。

また、プロンテストは定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

シャドーイングをしない

シャドーイングは、英語のスピーキングを強化する手段として推奨されている学習法の一つですが、実際には“有害無益”の危険な学習法です。というのも、シャドーイングでは、お手本の音声に遅れないように英語を読み上げることばかりに意識が向いてしまうからです。そのため、誤った発音が身についてしまい、いつまで経ってもスピーキング力の伸びを実感できません。

ネイティブと同じスピードで英語を読み上げるので、英語を話せているような気分になるかもしれませんが、これは錯覚に過ぎません。スピーキング教材を活用する際には、シャドーイングではなく、お手本の音声をしっかりと聞いた上で「音読」をするように徹底しましょう。

シャドーイングの効果について知りたい方はこちらをチェック:

インプットとアウトプットのバランスを意識する

スピーキング教材を活用する際のポイントの3つ目は、インプットとアウトプットの量を意識してバランス良く取り組むことです。

スピーキングの習得に「アウトプット」が大切とはよく言われていることですが、実際には「インプット」も同等に重要な学習です。なぜなら、語彙や発音、文法の知識が十分にインプットされていなければ、効果的にアウトプットすることはできないからです。

アウトプットばかりに注力してインプットを怠れば、スピーキングにおける表現がワンパターン化してしまうことも。「インプット」⇄「アウトプット」の学習サイクルを回すことを意識して、日々の勉強に励みましょう。

まとめ

今回は、英語のスピーキングを勉強したい方に向けて、スピーキング教材の選び方やおすすめ教材、教材を効果的に活用するポイントをお伝えしました。

スピーキング教材を効果的に活用するためには、自分の目的やレベル、学習スタイルに合ったものを選ぶことが欠かせません。今回お伝えしたポイントを参考にして自分に合った教材を見つけ、継続的に学習に取り組みましょう。

当社プロンテストでは、自信を持って英語を話すためのスピーキング練習アプリとサポートを提供しています。「楽しく英語のスピーキングを習得したい!」「ネイティブに通じるきれいな発音を身につけたい!」などという方は、ぜひ当社プロンテストに一度お気軽にご相談ください。

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