英語の発音練習をするべき理由 第1回

英語 発音 練習

  • 私が発音練習を始めたわけ

 

皆さんは、日本の英語教育の歴史の中で、

いつごろから「発音」のことを意識するようになったか

ご存じですか?

 

実は、私たちプロンテストが

「発音をチェックして直せる」ソフトを開発しようと決心する

2004年ごろまで、本屋さんにもほとんど、

「発音」の練習本はなかったのです。

 

その当時は、発音練習やスピーキング練習の本はおろか、

リスニングの教材も本屋さんには並んでいなかったのです。

 

プロンテストは英会話スクールでの実際の指導から生まれました

 

もちろん、

英会話スクールで使われていた「英会話の本」はありましたが、

「英会話」をすることと、「聞き取る」「通じる英語を話す」ということは

不思議なことに、別なもののように認識されていたのが実情でした。

 

なぜ知っているかと申しますと、

私は1987年から某大手英会話スクールの講師をしており、

その後、つくば市に転居したことをきっかけに、

1988年に「英会話スクール」を創業し、2004年ごろから

プロンテストエンジンの開発に携わっており、

「発音練習」が大切、ということを皆さんにお伝えし始めたからです。

 

当時、「発音練習」は、ごく一部の専門的な学問として、

いわゆる英文科の学生たちが学ぶ「学問」だったのです。

 

英文科の学生たちも、必須教科だったので履修をしただけで、

「難しい」というイメージだけが残った方たちのほうが

多かったと聞いています。

 

ただ、いくつかとても幸運だったことがあり、

そのことをお伝えしたいと思います。

 

私の英語学習のきっかけは洋楽とラジオ英語でした

 

実は、私は10歳ごろから「英語」というものを

先生について学び始めたのですが、私が学んだ先生の中に、

とても発音がきれいな先生がいらしたことも

幸運なことの一つでした。

 

私の両親は英語には全く縁のない人たちでしたが、

それにもかかわらず、当時は珍しかったステレオを

父が購入し、いくつかのクラシック音楽と一緒に買ってきたのが

「ハリー・べラフォンテ」という黒人歌手のレコードでした。

*彼は「バナナ・ボート」や「We Are The World」を送り出した歌手です。

 

私は、すぐに彼の「英語」の響きに夢中になりました。

歌詞の文字は家族の誰も全く読めませんでしたので、

「読みたい」願望はとても強かったことを記憶しています。

 

その中で、英語を教えてくれる先生ができたことは、

本当にうれしい出来事でした。

 

当時からすでに、NHKの「基礎英語」という番組があり、

わたしは毎日、学校から帰ると夢中でラジオに向かいました。

小学校6年生のときから聞き始めていました。

 

ひたすら、ラジオで聞こえる発音を真似する毎日でした。

なぜかというと、ラジオでは耳に集中します。

文字で覚えるよりも音で覚えたほうが、ラジオを聞いていない時も

耳の中に録音されたかのように、音が残っていました。

 

「基礎英語」ですから、もちろん「文法」も教わりますが、

文法を学んでいる感覚は全くなくて、

ひたすら自分の発音が、ラジオと同じようになるまで、

工夫して、工夫して、練習をしていたことを記憶しています。

 

そのころの経験から、「発音」を練習さえしていれば、

記憶しようと思わなくても、自然に覚えてしまうのだ、

という自分独自の練習方法として、できあがってきたのです。

 

自分でひそかに練習していた方法が、

いま、プロンテスト・シリーズの中にある練習法、

プロンテストメソッドであり、リエゾン法®なのです。

 

こうして、私の英語人生はスタートを切りました。