
ビジネスで勝つために
以前、都心のホテルのロビーで、日本人のビジネスマンが一人の外国人男性となにやら日本語で商談をしていました。内容はわかりませんでしたが、いきなり外国人男性がすっくと立ち上がり、二人を見下ろしながら、英語で怒鳴り始めました。
大きな声で二人を思い切りなじっていたのです。ずいぶん失礼な言葉の連続でしたので、どちらが正しいかは別として、二人は言い返しても当然だったのです。
しかし、その二人の日本人は、ただあっけにとられて外国人男性を見上げるばかり。数分後、外国人男性は静かに座り、また何事もなかったように日本語で話を始めましたが、その勝敗はもう決まっていました。 ビジネスでも何でも、戦わなければならないことがあります。
そのときに、言葉の内容ではなく、それ以前に負けてしまっていてはお話になりません。いざとなれば母国語で言い返してもかまわないのです。ただ、相手が外国語を話しているというだけで気後れしないために、自分に自信を持たなければならないのです。 ここにひとつの資料があります。
会話の能力と自信について、2003年に学会発表(全国語学教育学会―JALT)したときものですが、英語を上達させるのに必要なもの、という問いに対して13%の人が「発音」だと答えているのに対し、自分の英語に自信をつけるために必要なものは、という問いに対しては49%の人が「発音」と答えています。
相手に「お、なかなかやるな〜」と思わせる、一番手っ取り早い方法は、「きれいな発音」です。相手の態度の中に、自分に一目置いていることが見えると、自信を持つことができるのです。
簡単に自信を身につける方法。それは「発音力」を磨くことです。 |